ホームにもどる

ITAフォーマットVer 1 と国土交通省が主体の SXF、CALS を比較してみました。(2004/5月)

 1.はじめに
このHPを見ていただいてる方から、ITAフォーマットについてもっと具体的に と言う事で書いてみました。

独断と偏見に満ちているかもしれませんが、一応書きます。またITA法面記号」を考えたので、使っていただきたいと思います。


2.ITAフォーマットVer 1 の発案理由

ITAフォーマットをHPに記載した理由は国土交通省が CALS を始めると発表したからです。この世界(役所の)を知る私は、何か係っておこうと、今もまったく不便を感じなく、問題も起きていない、ごく一般的な考えに基づいた作図方法をまとめ 「ITAフォーマット」と命名し、記載しました(1999/5月より少し前だったと思います)。


<比較表> 

項  目

ITAフォーマット

国土交通省 SXF

ウィルス、ハッカー

対策

ネイティブ形式で受け渡しします。

(受け取り側がDWG形式の場合はDWGで)

それ以外はDXFで渡します。

受け取った側はすぐ使用キャドのネイティブ形式に直します。

著作権

外部へは表示、印刷専用のデータ形式で渡す。

ブラウザに表示できるもの(CADベンダーが出している無償の

プラグインの使用や場合によってはラスター)でよい。

バージョンアップ

フェーズ 3 4 以上の「3D施工」に耐えうる、

ITAフォーマットVer 2 を発表しています。

既に、この分野でもDXFが先行しており、わざわざ

この中間ファイルを作る必要は、あるのでしょうか。

フェーズ 3 4 と続く予定があるのでCAD選択に注意が必要。

また上記の著作権とも絡み、強制力が「ゆるむ」のか、一層「引き締める(変更 予算の増加)」のか

その他

CALSにおいて、狭い専門部門においては有効ですが、

広い専門部門では、細かく規定するのは、間違いです。

人は90%ぐらいのことを知っていると思われると主張する人と

私のように1%も知らないと断定する人の違いです。

上記のバージョンアップで、CALSも大きく変わることは必至です。
                 

ITAフォーマットVer 1 と国土交通省 CALS との違いは略します。

このページを記載したからといっても何も変わることはありませんが、

都道府県や市町村では少し検討して頂けるのではと希望を捨てていません。

「役人類の決定の比重は水銀より重く、キャドオペレータの願いの比重は水素より軽い」

この分野のキャドオペレータの方々のために、めんどうな法面記号を簡単に作図できる形状を提案し、

少しでも国土交通省 SXF、CALS の負担を軽減していただこうと思い考え出しました。

理解ある担当者と協議の上使用して下さい。

AutoCAD、AutoCADLT以外のキャドの事はわかりませんが、この形にすればかなり楽になると思います。

ITA法面記号」

下図の図柄にします1/1000の場合a=1メートル(1ミリ)、1/500の場合a=1メートル(2ミリ)にします。

今までの形状

シェイプで作ると1/10以上の時間短縮に(長ければ長いほど効果有り)

.シェイプの欠点として端部が下図のようになる場合があり

気になる方は、メジャーコマンドでブロック(線分のブロックを作り)を指定する方法と、

それをマクロで行う方法がある。

また、下図のような丸印も省きます。

省いた画像

3次元では不要な線や丸印なので、ただ単に見た目にいいデザインでなく、

シンプルで描き易いデザインにすべきだと考え発案します。

    ホームにもどる