AutoCADの3D土木部品集の一部をVIZ MAX用に変換したものです。 それぞれの部品集を比較してみました。またMAXファイル変換の過程も書きました。 |
AutoCADとVIZ MAX用部品の比較
項 目 |
AutoCAD |
VIZ MAX |
形 式 |
AutoCAD R14JのDWG 閉じたポリライン、リージョン、ソリッドをブロックに |
MAXのVer5 ポリゴンまたはスプライン、複数になるものはグループで |
挿入方法 |
デザインセンターより |
アセットブラウザを使用せず部品を種類別に分けたファイルを起動してからマクロ(付けています)を使用してコピー、ペーストで挿入 |
画層、ID番号 |
材料毎に画層分けし、積算やプレゼンのマッピングに対応 |
材料毎にそのままマッピングできるようにID番号を付けた |
基 点 |
ブロックの基点を作業しやすい位置に設置したブロックに基点が付けられない場所には 0基点(ブロック)を付けた |
ほとんどが「頂点」スナップでいけるオブジェクトに付けられない場所には 0基点(オブジェクト)を付けた |
VIZ MAX用の部品の説明
部品をどうしても1つのオブジェクトに出来ない場合はグループにしました。
全巻きの場合管が閉じてしまうため2つに分けグループにしました。
閉じた状況
この2つをグループに(編集可能ポリゴンにしてアタッチしていません)
アセットブラウザではシェイプが見づらい。部品を比較して挿入でき、説明書きができる。
また部品の管理、編集がし易いことから部品毎でなく種別毎にファイル化した。
コピー、ペーストの2つのマクロを付けています。
材料毎にID番号をつけマルチ/サブオブジェクトで一括マッピングできるようにしました。
下図はコンクリート構造物(水路等)の場合
オブジェクトに基点を付けられない場所には 0基点(ブロック、オブジェクト)を付けました。
注意事項として
「作成」の「合成オブジェクト」(ロフト、ブール演算等)では期待通りにならない場合があります。
CADからCGへ
マンホールの斜壁を例に手順を書いて見ました。
CAD 図面(構造図)
断面をx軸で回転して平面の円を所定の位置にコピー
いらない線は画層オフにして
MAXで読み込み「断面」モディファイヤを割り当て
「サーフェイス」モディファイヤを割り当てる
スムージングがついているのでオフにする。
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